白山信仰の地、
白鳥北部文化圏
水は生命の源、
その恩恵を授かるすべてのものにとって、
山や水、自然そのものが神である。
物やみばえ、うわべだけでは満ち足りない
観光のようでそれだけではない、
心潤す祈りと癒しの旅へ、私自身への旅へ。
水の恵と山の神
白山は、「越のしらやま」として詩歌に詠われ、富士、立山とならび「日本三霊山」に数えられる秀麗な峰。
白鳥北部地域にはその白山への信仰に基づく文化が息づいています。
白山は神の宿る山。太古より清き水と食の恵で私たちを生かしてくれる“自然の恩恵”の象徴であり、一方では、噴火や土砂災害など、時に荒ぶる顔をみせる”自然の畏れ”の対象でもありました。
8世紀に泰澄大師が白山を開山すると、これまでの土着の信仰と仏教が融合した聖なる山として庶民の信仰を集めました。
FEATURE CONTENTS
白山美濃禅定道
四大シンボルをめぐる
白山へ続く参詣道として、「登り千人、下り千人」と云われるほどに栄えた美濃禅定道。
白山を目指す修験者が辿ってきた、自然と人とを繋ぐ力強い四つの場を“四大シンボル”として紹介します。
長滝白山神社 - 石徹白の大杉
距離：
23.7km
時間：
車の場合、約1時間
かつての白山参詣者の場合、約１日
白鳥北部文化圏
くくるをめぐる
白鳥北部の文化圏をめぐればかつての白山信仰の面影が立ち現れる。白山文化に関わる「水・山・神・仏・承」の５テーマに分けて、自然と営みに出逢ってみてください。
あなただけの旅へ
テーマをくくる
白山信仰が栄えたこの土地には、豊かな自然と人々によって引き継がれる造形や祭礼があります。
謎多きとも云われる白山文化圏に息づく営みの一面を記事として綴っています。
白山麓の人々の日常生活に根付いている白山信仰。
神聖な山から流れる水は、いのちの源として暮らしに必要不可欠な存在です。
そんな自然環境のなかで湧き上がる感謝や祈りは、やがて神話や伝説、芸能、祭礼となって受け継がれてきました。
今もこの地に息づく白山信仰を「山・水・神・仏・承」のテーマで紹介します。
知る
買う
食す
変化に富んだ白山の自然が育み、長き時を経て育まれた思想や哲学、祭礼や芸能、美術や芸能。
その軌跡をめぐり、山と川の恵みを味えば、思わぬ発見や出会いがあなただけの白山の旅を彩ります。
神域でのあそびと
特別な体験
白山の神の懐に身を委ねて清らかな水と豊かな緑にあそぶ。
美しき森羅万象の中で五感を研ぎ澄ますと、神を見出す感性が湧き上がる。
眠っていた自分の感情を目覚めさせよう。
