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山のくくるをめぐる

取材

生命の恵みに出会う「大日ヶ岳 スノートレッキング」

ライター︰秋屋美桜

太古より、雪が降り積もる白い山は川の源流となり、命を生かす水の恵みの象徴として崇拝されてきました。今も、そしてこの先の未来へと生命の恵みを繋ぐ神さまが宿る、神聖な雪山の世界に足を踏み入れてみませんか?


今回ご紹介するのは、飛騨と美濃の境界に位置する名峰、標高1,709メートルの「大日ヶ岳」でのスノートレッキング。

大日ヶ岳は、白山を開いた泰澄大師によって開山されました。泰澄が養老元年、白山登頂を目指す道すがら大日ヶ岳山頂で一夜を過ごすと、霊夢に大日如来が現れたという伝承があります。このことから山頂には大日如来が祀られており、「大日ヶ岳」の名前の由来にもなったといわれています。

スキーやスノーボードで雪山を滑る体験とはまた違う、雪山トレッキングでは、スノーシューを使用することで、フカフカな雪の上や、道のない木々の間も簡単に歩くことができます。
神聖な雪山の中で一歩一歩足を踏みしめる。しんとした空気の中、山岳信仰に励んだ泰澄や修験僧たちに想いを馳せ、水や自然への感謝を胸に登頂した時の絶景はきっと忘れがたいものになることでしょう。

ツアーは冬季限定で開催しています。詳細は下記のリンクよりご確認ください。

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